東京での中古物件と仲介手数料について

仲介手数料とは、不動産の売買が成立した時に仲介してくれたお礼として不動産会社に支払うお金を指します。これは主に、中古住宅を購入した場合に発生します。ここでは東京で中古のマンションや一戸建てを購入する場合の仲介手数料や中古物件の探し方、そして同じ中古物件であっても手数料が違うことがあるという不思議な現象についても詳しくご紹介します。ぜひ、不動産購入の参考になさってください。

中古物件の探し方は?

最初に、中古物件の探し方について見ていきましょう。まず最初の方法は、何と言ってもネットです。ネットでは売り出し中の物件がたくさん掲載されています。「不動産購入、東京」と入力してクリックすると、膨大な不動産会社がヒットしますし、東京の不動産情報を集めたサイトもたくさん見つかります。希望の条件を入力すれば、いくつもの中古物件が瞬時に表示されますから、比較検討に便利です。また、ネットから資料請求や問い合わせができるのでわざわざ不動産会社に出かける必要もありません。

日中は仕事で忙しい方でも、夜帰宅してからじっくりと探すことができるのでおすすめです。しかし、大切なのはネットだけに頼らないこと。ネットに載っている中古物件の中には、はっきり言って売れ残りのものも含まれているからです。また、すでに売れてしまった物件をツリ広告として載せている業者もいます。ですから、ネットでいい物件を見つけたら不動産会社に連絡を取って、どのくらいの期間売りに出しているのか、まだ売り出しているのかなどをきちんと確かめるようにしましょう。そして中古物件の探し方には、週末に新聞に挟まれているチラシに注目するという方法もあります。

中古物件に関するチラシは、比較的狭いエリアで配られることが多いので、近所で売り出し中の物件が把握できます。チラシにはオープンハウスの情報が載っていることもあるので、興味を持った物件のチラシは取っておくようにしましょう。そして直接不動産会社に出向くという方法もあります。買う家を決めていないのに、不動産会社に行くのはちょっと敷居が高いという方もいらっしゃるかもしれませんが、お勧め物件を教えてくれたり、地域の情報を教えてくれたり、早ければその日のうちに案内してくれたりするのでおすすめです。

同じ中古マンションでも仲介手数料は違う?

では次に、同じ中古マンションで仲介手数料が違うことがあるという不思議についてご紹介します。なぜこのようなことが起こるのでしょうか。それは、仲介業者が複数入っている場合に起こり得ます。つまり、売主が複数の業者と一般媒介契約を結んだ場合です。売却の依頼の仕方には複数の不動産会社に売却を依頼する一般媒介と、一社に売却を依頼する専任媒介、専属専任媒介があります。専属専任媒介になると、買主をもし売主本人が見つけた場合でも契約を不動産会社に任せなくてはなりません。

一般媒介の場合は複数の業者がその物件を仲介するため、仲介手数料に差が出てくるのです。仲介手数料は法律で上限が「物件価格の3%プラス6万円」と決められていますが、中には手数料を半額、あるいは無料にしている不動産会社もあります。買主としては手数料が安ければ安いほど嬉しいわけですが、最初に内覧希望をした会社が仲介手数料を上限に設定している業者だった場合は、基本的にはその業者から購入するため、手数料は支払わなくてはならないことになります。また、一つの不動産会社が仲介する専任媒介、専属専任媒介であったとしても、その物件が長い間売れない場合は、売主から「値下げしても全然売れないのなら、もう売り出すのをやめます」と契約解除されてしまう可能性があります。

そのような事態を避けるため、買主からもらうはずだった手数料を無料にしたり半額にしたりして、買主を見つけることもあります。このような理由から、同じ中古マンションでも手数料が違うという、摩訶不思議な現象が起きるという訳です。どの会社が無料なのかを知るためには、ネットの不動産アプリなどでその物件を検索してみましょう。複数の不動産会社が表示されたら、それは一般媒介です。どの不動産会社がいくらの手数料を取るのか、それぞれのホームページに飛べば調べることが出来ます。

新築と比較して、仲介手数料の金額は変わるのか

では、新築住宅と比べて、中古は仲介手数料の金額が変わるのでしょうか。新築住宅において売り主がその物件の所有者である場合は、間に仲介業者は入りませんから、手数料は発生しません。しかし、そうでない場合もあります。売主の不動産会社が直接販売しないで、別の不動産会社に販売を依頼した物件は仲介手数料がかかることがあります。これは「媒介」と呼ばれています。

取引形態には「売主」「媒介」「代理」があります。この取引形態の違いによって、新築でも手数料が発生する場合があるのです。そして、この場合の額は、中古住宅と変わりません。中古だから高いとか、新築だから高いなどと言うことはありません。仲介手数料は法律で上限が決められています。物件価格の3%プラス6万円というのが、その上限です。本当は価格によって細かく分けられているのですが、どの価格帯でも「物件価格×3%プラス6万円」と覚えておけば大丈夫です。よく「仲介手数料って、新築はかからないんだよね」とか「新築なのに手数料を取るなんておかしい」という方がいますが、新築でも仲介手数料が発生することがあるのです。そして、概して新築の方が中古より価格が高い場合が多いので、手数料もかなり高額になる場合があります。

ただ、不動産会社によって手数料の金額が変わる場合があります。上限さえ守れば、手数料は不動産会社が自由に決めることが出来ます。手数料を無料にしている会社もありますから、媒介であってもかからないという場合も考えられます。もちろん、これは中古の物件でも同じです。仲介手数料の金額は、新築あるいは中古という区別ではなく、取引形態や仲介会社によって変わってくるのです。

まとめ

中古物件は新築に比べて価格が安いですし、交通の便が良いところにあるなど、立地がいいところも多いため人気があります。中古であれば、都心に一戸建てを持つことも夢ではありません。仲介手数料のことを頭に入れて、物件探しをしてみませんか。あなたの希望条件にぴったり合った、素敵な物件が見つかるようにお祈りしています。