不動産屋選びで失敗しないためのチェック項目3選

今はネットなどで手軽に物件情報を閲覧できる時代です。物件の価格や間取りはもちろんのこと、築年数や近隣の情報まで、かなり詳細に知ることができます。写真なども掲載しているのでイメージもしやすいと思います。ですが、どんなに好条件な物件にめぐり会えても担当の不動産業者が良くなければ上手に取引はできません。業者選びは何よりも重要です。そこで、失敗しない業者選びのコツを三つのポイントに分けて紹介していきましょう。

会社の情報はきちんと掲載されているか

まずは不動産会社のホームページを覗いてみましょう。初めての人でも分かるように、会社のホームページにはその会社の情報がたくさん掲載されています。ですが、中には簡素すぎる内容だったり、何年も更新されていないようなホームページを持つ会社もあります。良い会社かどうかの判断基準として、惜しみなく会社の情報を開示しているかというのが最初のチェックポイントです。創業時期、創業から今に至るまでの経歴、具体的な事業内容、代表取締役の名前、扱っている物件の種類など、どんな会社かが一目で分かるように情報を開示してある会社は信頼性が高いと言えるでしょう。

また、不動産業務を行う会社であれば、必ず専門の資格、免許が必要です。免許がある会社はホームページ上に免許番号を載せているのですぐ分かります。万が一免許を持っていないような会社であれば利用は避けるべきです。免許番号は「国土交通大臣(05)第0001号」のような表示をしています。国土交通大臣というのは免許権者のことです。カッコ内は免許の更新回数を表しています。宅建の免許は5年に一度の更新ですので、更新回数が多いほど長く続いている会社であることがわかります。

このように、免許番号の見方を知るだけでもかなりの情報を得ることができますし、正規の不動産会社かどうかを知る大きな手掛かりですので、免許番号は必ずチェックしてください。他にも、過去に行政処分を受けた履歴はないか、不動産業以外に不動産業とかけ離れた兼業をしていないかなどもチェックすべきポイントです。社員のブログなどを掲載し、イメージアップを狙っているようなホームページもたくさんありますが、ごまかしている可能性も十分にあります。惑わされずチェックすべき箇所を外さないでください。

免許をもったスタッフが対応してくれるか

最初にお店を訪れた時、対応してくれたスタッフにも注目してみましょう。まず、不動産業務を行う際は専門の免許が必要であることは先程説明しました。免許のない会社は不動産業務は行えませんので免許所持は必須です。会社は、その宅建業の免許をもらったら従業員に従業者証明番号というものを割り当て、管理しなければいけません。代表取締役や役員はもちろんのこと、営業社員、経理や総務などの事務員にも割り当てられます。まずは対応してくれたスタッフがちゃんとその証明番号を持っているかを確認してください。それが従業員の免許です。

非常勤務の従業員、パートやアルバイト、他の兼業に従事している従業員などは持っていない場合があります。会社自体に免許があっても担当者が免許を持っていないのは、今後の対応等を含めて不安に感じる方もいるでしょう。見た目で免許の有無が分からなければ遠慮せずに確認しましょう。不動産業は取引する金額も大きいですし、昨日今日ですぐ契約が済む案件でもありません。その人の人生に関わるような大変責任の重い仕事です。任せる方はなるべく安心できる会社、スタッフにお願いしたいものです。そのためには免許有無の確認は必須です。中には無免許で悪質な業務をしている会社もあります。素人が見て判断できる唯一のものは免許です。人当たりの良さや口車に乗せられることなく、きちんと確認するようにしましょう。

免許を持っているスタッフが必ず良い人とは限りませんが、依頼してもいい会社か、そうでない会社かの判断基準にはなると思います。失敗しない業者選びの二つ目のポイントは、会社だけではなく、担当のスタッフも免許を持っているかどうか、になります。

対応のスムーズさ、こまめな報告があることも重要なポイント

免許の有無を確認できたら、次はやはり相性を含めたスタッフの人間力をチェックしましょう。どんな取引もそうですが、うまくいくかいかないかの最終判断は、やはり「人」です。どんなに良い条件であっても、担当者と合わなかったり人として好ましくない点があれば台無しになってしまうこともあります。不動産会社の営業スタッフというものは、激戦地区であればあるほど忙しく、一人で案件をいくつも抱えているのが現状です。大変だとは思いますが、客の立場から言えば関係がないことです。他の案件が多いからと言って、こちらの手続きを疎かにしていい理由にはなりません。

優秀な営業マンであれば時間の割き方を心得ています。質問したらすぐに回答が返ってきたり、どんな小さな状況変化でも逐一報告をくれるような担当者であれば信頼性が高まるでしょう。相手の態度で「誠実に対応してもらえている」ことが伝われば誰でも嬉しい気持ちになるはずです。長くつきあってみないと本当の人柄は分かりませんが、仕事としてベストを尽くしてくれるかどうかは、こちらのアクションに対しての反応の仕方である程度は分かるのではないでしょうか。

そして、人同士のやり取りですので、あとは各々の相性になります。悪い人ではないけれど、どうも話がかみ合わない、タイミングが合わない、という方がいます。そういった方はもしかしたら相性が悪いというカテゴリに入るのかもしれませんが、完全に合う人などまずいませんし、客だからと言って100%合わせてくれとは頼めません。客として折れてはいけない部分はありますが、人としてなら妥協していい部分もあるはずです。良い営業マンにめぐり会いたいなら、自分も横柄な態度を取ったり理不尽なことを要求したりすることがないようにしましょう。

まとめ

失敗しない業者選びのポイントは、会社とスタッフの免許所持の有無、そしてスタッフの対応力を見極めることです。もちろんそれだけが全てではありません。まずは「いいな」と思える会社を見つけるために何社かに無料見積もりをお願いしたり、話を聞きに行くなどしてじっくりと選ぶことをおすすめします。大きな取引ですので、気持ち良くやり取りしたいものです。