家を買ってみたい!資金の調達方法には何がある?

  • 記事公開日:2018/12/31
  • 最終更新日:2021/09/01

高額な資金は全て自分で用意しなくてはならないものなのでしょうか。結論から言うとそんなことはありません。全額を用意しきれなくてもマイホームを購入することは可能なのです。では全額用意しなくても購入する方法とはどういったものなのでしょうか。それにはどんな審査があり、どんな手続きなどを行えばいいのでしょうか。調べていきましょう。

 

まずは、いくらまでなら借りられるかを知っておこう

住宅ローンを組む時に自分がいくらまで借り入れることが可能かどうかというのは、いざその時にならないとわからないものなのではないでしょうか。ここでは住宅ローンについて少し詳しく見てみたいと思います。

はっきり言って住宅ローンの審査は厳しいです。そう簡単に希望額を言って通るものということはありません。極端な話、収入もそれほどない人が夢だけ膨らませて大きな家を買ったとします。いざ返済が始まったら払える額なのでしょうか。払えないとなると住宅ローン会社も困ってしまいます。そういうことが起こらないためにも審査は厳しくなっています。審査で必要となってくるのは勤労年数と収入が大きく関係してくると思います。その他にも車のローンがないかなど細々したことも調べられますが、大きく言って勤労年数と収入は大きいと思います。収入がなければお話になりません。また収入がある程度あっても職を転々としていたり、信用に欠けるような人では厳しいものがあります。なので審査は厳しいのです。頑張って借り入れをしすぎることは危険です。今住んでいる家賃よりも毎月の返済額の方が上回ってしまうこともあります。そのせいで今の生活よりも苦しくなってしまって大変な思いをしたという人は多くいます。そうならないためにも毎月の返済額を考慮した上で借入額を決めるべきなのです。無理をしすぎないということが一番大切なのではないでしょうか。

また審査が通ったからといって資金を用意しなくてもいいというわけではありません。仲介手数料など、物件の売買に必要になってくる資金はちゃんと別に用意しておかなくてはなりません。仲介手数料は不動産売買には必要不可鉄なものです。住宅ローンも大切ですが、そのあたりのことも忘れてはいけません。

 

自己資金はいくら用意すべきなのか考える

家を購入する際に、いくら住宅ローンを組むからといって自己資金を全く用意しなくてもいいというわけではありません。自己資金を用意しなくてはならない理由とは何なのでしょうか。まず建売物件を購入しようと考えた場合、売買している不動産会社によっては頭金を入れなくてはいけないところもあります。物件の全金額を住宅ローンで支払うことが不可能なのです。今は頭金ゼロでも大丈夫という不動産会社が増えてきましたが、中にはそういった不動産会社もあるので注意が必要です。

マイホームを建てる時はこの他に、住宅ローンや登記にかかるお金なども必要になります。これは全部現金で支払わなければならないものなので、この分の資金は用意しておく必要があります。新築の戸建ての場合、カーテン代やエアコン、照明などの電化製品、周辺機器も購入する必要があります。いくら資金を抑えようと思っても、照明、家具などその家に合ったサイズというものがありますし、新しい家だと色々と購入したくなってしまうものです。その資金は全部現金で用意するのが一般的かと思います。しかしその一式を住宅ローンが組めるケースもあります。カーテンや家電製品だけでも20万円~50万円くらいかかります。なので住宅ローンが組めるのならば活用するのがいいかと思います。

自己資金を用意するメリットもあります。それは住宅ローンの返済額が減り、毎月の支払額が家賃並みもしくは家賃より安くなるという場合もあります。毎月の支払いというのは長年に渡ってついてくるものです。いつ何時どんなことがあるかわかりません。なので毎月の支払額が少しでも少ないほうが今後の負担が減っていくのではないでしょうか。

 

何をすべきかわからない場合は、専門機関に相談しよう

色々と言ってはみたものの、結局は専門的な部分になってくると素人ではわからないことばかりです。しかしやらなくてはいけない手続きは多くありますし意外と難しいものばかりです。でもだからといってなんとなくで手続きを進めてしまうと後々自分が大変な思いをすることになってしまうかもしれません。最悪の場合、住宅ローンの借り入れの審査に落っこちてしまい、数年先まで借り入れをすることが不可能になってしまうということも有り得るのです。そうなると家を購入するという話自体諦めなくてはならなくなってしまいます。

なのでわからないことはそのままにせず、専門機関などに相談することをオススメします。家を売買する金額というのはとても高額です。間違えたの一言で済む金額では到底ありません。なので細心の注意が必要なのです。建売物件、マンションを購入する場合、不動産会社によってはその会社の人が相談に乗ってくれるかもしれません。専門的な知識を持っていて、簡単な質問から難しい質問まで真摯になって聞いてくれるともいます。多くのお客様を対応してきているでしょうから、安心して相談することが出来るのではないかと思います。また注文住宅を建てる場合も同じく請け負った不動産会社の人が相談に乗ってくれると思います。素人ではわからないような必要な手続きも多くあります。そういった手続きも一緒になってやってくれるか、内容によっては全てやってくれる場合もあります。

住宅ローンを組む際には、借り入れが難しい人でも頼んだ不動産会社の名前の力で借り入れが可能になることもあるそうです。なので自分でどうにかしようとするのではなく、どんんどんとこういった不動産会社も利用するべきだと思います。

 

まとめ

購入資金を全額用意できるのなら一番いいかとは思いますが、そういうわけにはいかないという人が大半だと思います。そんな人たちが利用するのが住宅ローンなのです。しかし住宅ローンを組む場合は色々な注意が必要です。また後先考えず高額すぎる借り入れをすることもオススメしません。自分の生活に見合った金額を設定することが一番大事なのです。