東京で新築戸建てを買う時にかかる初期費用講座

新築戸建てを購入する際、具体的にどういった費用が掛かるのかご存知でしょうか。建物と土地代だけではないの?と思う方もいるかもしれませんが、戸建てを購入するということはその土地と建物の所有者になるということです。初期費用も含めて、具体的にどんな費用が掛かるのか、ひとつずつ調べていきましょう。

新築戸建てを購入した際に支払う費用

まずは東京都内で新築戸建てを購入するまでのスケジュールを把握しておきましょう。新築戸建てにも、建売のものや注文住宅で一から造ってもらうタイプのものまで、いくつか種類があります。どのタイプの戸建てにするのかが決定したなら、担当の業者さんと今後のスケジュールを綿密に打ち合わせする必要があります。そしてその際に、どのタイミングでどんな費用が掛かるのかを把握しておかなくてはいけません。

まず、購入することを決めた際に発生する初期費用についてから説明します。購入物件が決まってすぐに支払うものに「申込証拠金」があります。これは業者によって省いているところもあるので確認が必要です。申込証拠金は、購入する意思を不動産会社で確認するためのお金、と思ってください。業者によって金額に差はありますが、だいたい2万円から10万円くらいが妥当な金額です。こちらは万が一契約がキャンセルになった場合、一定期間内であれば返還されるシステムになっています。そのまま契約が継続する場合は、その後に支払う手付金や購入時に掛かる印紙代などに充当されます。この申込証拠金は法的に定められてはいないため、省略している業者もあるようです。

そして、申込証拠金を支払って1週間くらいで正式な売買契約を取り交わします。ですのでその1週間以内であればキャンセルも可能になるのです。キャンセルせず、正式な契約が決まってから支払う費用が「手付金」です。手付金は購入価格の5%から10&の金額を支払う仕組みになっており、先に申込証拠金を支払っている場合は、その分を手付金から差し引いて支払います。また、手付金支払いと一緒に、収入印紙代として1万円の支払いも発生します。初期費用としては、申込証拠金、手付金、収入印紙代の3点が主なものです。

新築戸建ての引き渡し前後で支払う費用

売買契約を正式に取り交わしたなら、次は物件の諸工事などが始まります。次は新築戸建ての引き渡し前後で支払う費用について説明していきます。まず、引き渡し前までに支払う費用は購入する物件価格の残り全額です。既に手付金で数%の支払いは済んでいますので、その残金を全て支払うことになります。キャッシュで全額支払える場合は問題ありませんが、新築戸建てに限らず、物件購入は大きな買い物ですので、住宅ローンを組むケースがほとんどだと思います。ですので引き渡し前までに残金を支払うためには住宅ローンの契約を成立させておく必要があるのです。

今はどこの不動産会社もローンまでの手続き補助や、審査のお手伝いをしてくれると思いますので、分からない点などはどんどん質問しましょう。ご自身の職業や勤続年数、収入金額や他にローンを組んでいないかなど、かなり事細かに審査されます。審査に時間を要する金融機関もあるため、売買契約が済んだら即何社かに依頼をしてみるのが良いかと思います。銀行によって金利も違いますし、固定金利か変動金利にするかなど自分で返済しやすい方法を決めていかなくてはいけません。住宅ローンについても少し勉強しておいた方がいいでしょう。

また、住宅ローンを組む際は銀行などの金融機関に対して支払う費用も発生します。だいたいが2万円の収入印紙代です。無事にローンが組めれば金融機関を通して不動産会社へ残金を一括で支払ってくれますので、後は金融機関へ対してローンを返済していくことになります。新築戸建てが完成し、引き渡しが済めば晴れて住むことが出来ます。不動産会社等へ支払う費用ではありませんが、新しい家具やカーテンなどの購入費用が掛かることも忘れないでください。余談ですが、注文住宅で購入した際は、壁や床に予め付いた形式の家具を一緒に造ってもらうことも可能です。地震などで崩れる心配がないことと、家に合わせて造れるため最近人気があるようです。

新築戸建てに住んでからかかる費用

次は実際に住み始めてから掛かる費用を紹介します。まず大きいのは住宅ローンの返済でしょう。現在、住宅ローンの返済期間として35年が最長とされています。月々の返済額と合わせて、期間中ずっと支払っていける範囲であるか、契約時によく検討する必要があります。途中で転職したため支払えなくなったというケースもないわけではありません。ローンを繰り上げる方法などもあるので、自分で考えながらペースに合わせて返済していく必要があります。

そして、購入してから発生する費用として税金関連が増えてくるので注意が必要です。今までは賃貸にしか住んだことがないという方には無縁だった費用です。新築戸建てを購入したということはその土地と建物の所有者になることだ、ということは先程も説明しました。所有者になったのであれば支払う義務のある税金が発生するということでもあります。

まずは購入後に一度だけ支払う税金として不動産取得税というものがあります。名前の通り、不動産を取得した際にかかる税金のことで、こちらは一回のみの支払いになります。他に掛かる税金としては、固定資産税があります。こちらは毎年一定の時期に通知が届き、毎年払っていかなくてはならない税金です。これは、新築戸建てを購入したことにより、土地や家屋はその人が所有する資産になることから発生する税金です。新築の場合は、ある一定の基準を満たしていれば最初の数年間を軽減できる措置もありますので、各市町村で確認しておいた方がいいでしょう。このように、賃貸のように家賃を支払う義務はなくなりますが、資産を所有したことに対する税金等は発生します。その辺りもよく考慮した上で検討するようにしましょう。

まとめ

新築戸建てを購入する場合、思った以上に細かい費用が発生することをお分かりいただけたと思います。地域によって購入価格は様々ですが、東京都内となるとそれなりの金額になることは覚悟しておいた方がいいでしょう。疑問に思うこと、不安に感じることなどは遠慮せずに何でも質問することが大切です。業者側は慣れているので専門用語などを使って説明しがちですが、そういった点も「素人なので分かりやすく」と一言言えば丁寧に説明し直してくれるはずです。よく話し合って決めましょう。