中古物件の売買事情を知っておこう

「希望のエリアがあるけど新築は高い」「住みたいエリアは新築が出ない」など、希望と物件がなかなか合致しない時は、中古物件も併せて探すと良いでしょう。都心の利便性が高い地域や、環境が良い古くからの住宅街は、特に中古物件が有利となるエリアです。中古物件なら価格も低くなりますから、一石二鳥。でも、中古物件はちょっと心配な気もします。良い点・悪い点を比べて、どちらがお得か見ていくことにしましょう。

中古物件はどうやって探すのか

インターネットで検索すれば、どんな情報でも引き出せる時代ですので、中古物件もインターネットの検索で星の数ほど閲覧することができます。大手の住宅検索サイトなどは、新築と中古を分けて検索できるので、気軽に利用できます。

検索サイトには国土交通大臣指定の不動産流通機構が運営する「レインズ」というシステムがあり、全国の業者の90%が登録しているので、すべてとはいかないかでも、かなりの量の情報が集約されています。「レインズ」は登録した不動産会社だけが利用できるシステムですが、「レインズ」の情報をもとにした総合サイトがあるので、大手の住宅サイトと併せて利用すれば、より多くの情報を閲覧できます。

また、同じ不動産の情報でも、サイトにより掲載内容が違うこともあるので、問い合わせの際はよく確認してください。

中古と新築では価格にどれくらいの差があるのか

同じものが一つとしてないのが不動産なので、一概にはいえませんが、首都圏では中古と新築の価格差が縮まる傾向にあります。土地が少ない首都圏では、中古不動産の数が圧倒的に多く、新築よりも立地や広さなどの条件が良いことも多く、また都心の中古不動産は人気が高いため、価格が下がりにくい傾向にあります。

地方都市では新築の方が高く、築年数などで価格が変わってきます。エリアによっては1000万~2000万円もの価格の開きがあることもあり、住みたいエリアにより大きく条件が変化します。内装や間取りはリフォームという手があるので変えられますが、立地や築年数、広さや階数など、変更できない条件の中から優先したいポイントを決めて、効率よく探していきましょう。

中古のメリット・デメリットを見極めて物件購入を考えよう

中古不動産のメリットは、まず一般的に新築の2~5割程度、価格が安くなることが挙げられます。築年数が経った一軒家は、土地代だけで販売されることもあり、お得な物件を見つけることもできます。

既に建っていることで、実際の日当たりや通風、気温変化などの住み心地、隣近所や周囲の雰囲気を把握しやすいのもありがたい点です。ライフラインが通じており、エアコンや照明設備などが付帯していることもあり、すぐに生活できる環境が整っているのも便利です。その他の設備も、入居時にリノベーションしてしまえば、新築より安価に同等の設備を整えられます。

デメリットとしては、経年劣化による不具合が出やすいため、新築より維持費がかかる場合があります。また、保証期間が短いか、ない場合もあるので、注意が必要です。

まとめ

日本では圧倒的に新築が好まれる傾向にあり、中古が占める割合は1割強といったところです。けれどメリットも多いので、この機会に検討してみるのも良いでしょう。最近は一つの家に永住する傾向が低くなっており、ライフサイクルに合わせて住み替えをするスタイルも多くなっているので、新築よりも需要が高まっています。今の自分に合った不動産を安く手に入れて、人生の節目で住み替えていくのも、優雅なライフスタイルですね。