中古物件の家を購入するデメリット

中古物件のメリットを聞いて新築ではなく中古物件を選ぶ方も多いですが、デメリットについても知っておかないといけません。デメリットを知り、それをカバーできるようにしておかなければ、後々に想定外の費用がかかってしまうことになりかねません。中古物件におこりやすいデメリットについてまとめたので、是非売買契約の前に参考にしてみてください。

新築より不具合が出やすい

中古物件のデメリットの1つは、古い分性能や耐久性の面ではどうしても新築よりも劣ります。特に1981年6月に建築基準法が変わっており、耐震性について大きく変わっています。1981年6月以降の物件では震度5の地震では損傷しないように、また震度6強や震度7の地震でも倒壊しないぐらいに、自身に耐えられるように作られています。ですので、1981年5月末までに建てられた家はこれよりも自身に弱い可能性が大きく、例えば震度5クラスの地震が来た時に外壁にヒビが入ったり、屋根の一部が損傷する可能性もあります。

しかも築年数が経っていて、メンテナンスがあまりされていなければ少しの地震でも損傷する可能性がありますし、また家の傾きも起こりやすくなる可能性もあります。売買契約の前に建物の情報が書かれた資料等で、築年数と合わせて耐震診断がされているのか、免震構造の有無、また、木造か鉄筋かなどを確認することでリフォーム等で対策をすることもできます。また、中古物件で不具合が出やすいのが水回りや湿気の多い家の土台部分です。新築ですと湿気が籠りにくいような新しい構造や新しい材質がありますが、中古物件ではそういう対策がされてないこともあります。湿気が籠ると柱が傷みやすくなり、外からはわからなくてもカビが発生していることもあります。

そして、それをそのままにすると、家の強度が落ちますし、健康被害も出やすくなります。また、このような情報はこちらから質問しないと仲介業者からは教えてもらいにくいことですので、見学の時に湿気が気になるのであれば聞いてみましょう。このように、中古物件では新築よりも不具合が起こりやすいので、予め確認し、それでも売買契約したい時には住む前にカバーできるようにしておきましょう。

メンテナンス代にお金がかかる

道具は何年も使っていると修理が必要になることがありますよね。物件も同じです。中古物件ですと住み始めてからでもメンテナンスが必要になることもあります。新築物件ですと施工業者やメーカーが建設計画の時点で分かっていますし、工事途中の見学もできることも最近では多いです。しかも日々進化する構造設計、建築材は家のメンテナンスをあまりしなくていいようにしてくれています。

しかしながら、中古の物件ではそうはいきません。しかも、前の住人がどの程度メンテナンスをしていて、管理していたかもわかりません。ですので、築5年に満たないような比較的新しい物件でもメンテナンスは定期的にすることが必要となります。例えば、屋根。屋根は太陽が出ている間はずっと直射日光が当たっており、それによる劣化があります。また、台風や強風でも痛むものです。同じく壁も屋根と同じぐらいのダメージが蓄積されています。このように考えると築年数が浅くても油断はできませんよね。また、シロアリやカビも心配です。これらはすぐに見えない所で発生するので確認しづらいですが、だからこそ定期的なメンテナンスやその都度の除去が必要です。築年数が経っていれば経っているほど、発見が遅れるほど物件へのダメージは大きくなりますので、築年数が古い物件ほど被害が大きくなっていう可能性があります。木造建築で被害が大きいとなると地震の時に最悪、物件が耐えられなくなります。

定期的なメンテナンスと聞くとめんどくさいし、お金がかかって面倒と思わず、より長く、快適に住めるよう、行ってください。また、中古物件を検討中の方はそういったコストがかかるということを売買契約する前に知っておいてください。

住宅ローンが通りづらい

新築でも中古物件でも、大きな買い物になることには変わりません。いくらか頭金で現金を用意し、残りはローンで払おうと考えている人がほとんどではないでしょうか。新築物件ですと30年前後のローンを組むようなイメージですよね。中古物件の場合はどうなのでしょうか?中古物件の購入時に支払うのは、土地と建物代、仲介手数料、名義変更などの諸経費です。仲介手数料は売主と直接取引の場合、基本的には発生しませんが、不動産屋を通じて物件探しをしていれば多くの場合かかってきます。

では、ローンについてですが、新築物件の時に加入できるものと同じ住宅ローンです。ただ、中古物件は新築よりも地震に対する耐久性が低いとみなされ、組めるローンの期間が短くなる可能性もあります。短くなることで、毎月の返済額が大きくなるので、家計とのバランスお考えなければいけません。新築の場合と違うのが審査です。新築物件の場合、新品なので物件の価格と価値は同じです。しかし中古物件では差がでてきます。例えば3000万円で建てられた家でも10年後、同じ3000万円で売れないですよね?借入の担保に家そのものを入れるとなると、銀行は返済に困難になった場合にその物件を売るなどします。その時に貸したお金と同額以上になるようにしたいと思うのは当然です。

なので、ローンを申し込みがあると、中古物件では審査が厳しくなりやすいです。そのため、住宅ローンの審査に通りやすくなるためには新築物件よりも少し手間をかけなければいけません。例えば、物件のメンテナンスの履歴や住宅診断書、設計図など、「この建物はきちんと管理されてきた物件ですよ」といったことを証明できる書類を準備できると説得力が増します。これらがデメリットの3つ目です。

まとめ

中古物件は新築よりも費用抑えやすく、リフォームをすることで新築のような家を持つことができます。しかし、メリットばかりではなく、築年数が経っている分、不具合が出やすく、またそれをカバーすべくメンテナンス代も後々にかかってきます。また、住宅ローンも新築物件よりも通りにくいということもあります。しかし、初めにしっかり把握しておくことで、なるべくしっかりと管理された物件w選ぶようにしようとか、住宅ローンに申込む前に他に組んでいるローンを完済しておくなどの対策がとれます。その上で、新築か中古に物件かを選びましょう。