なぜ仲介手数料無料が可能なのか?

近年では、物件を借りたり買ったりするときに不動産会社に支払うべき、仲介手数料が無料のところもあります。それには、さまざまなカラクリによって実現しているのです。
ここでは、仲介手数料無料の物件は違法ではないのか?どのようなカラクリで実現しているのか?仲介手数料無料の物件を東京で借りた場合には、どのくらいお得になるのか?といった、みなさんが考えると思われる疑問点にお答えいたします。

仲介手数料無料は違法ではない?

まず、仲介手数料は、不動産会社が経営を続けていく上でいただく手数料のことを言います。近年では、この仲介手数料を半額や無料にして、物件を紹介している不動産情報が多くなってきたことをご存知でしょうか?
この仲介手数料無料は違法なのでは?に思う方がいるかもしれません。
結論から先に言いますと、独占も何もしておらず仲介手数料無料の物件は、違法行為でも何でもありません。実は、お客様から仲介手数料をいただかなくても、別のところから仲介手数料をいただいていますので、不動産会社的にも大家的にも独占といったものには当たらず問題は無いのです。

どのようにして仲介手数料無料を実現しているのか

どのようにして、仲介手数料無料を実現しているのか説明します。
まずは、売主から依頼を受けた業者が、、物件を紹介するための手数料を支払っている場合があります。
通常は、売主と買主両方から仲介手数料を取ることができますが、売主から買主分の手数料を貰えば、必然的に買主に対して、仲介手数料を取る必要がなくなります。また、不動産業界は、営業コストや広告コストなど多数の費用が発生します。ネットの普及によって、例えば広告をネットのみにした場合、それだけでコストが削減でき、その分を仲介手数料に回すことで、仲介手数料無料を実現していることもあります。
なぜ、このようなことをしてまで、大家側が借り手側の仲介手数料になる分を支払っているのかと言いますと、近年では空き物件が多くあるからなのです。
この対策として、仲介手数料無料と物件の紹介をしてもらうことで、借り手も付きやすくなります。なるべく早めに借り手が付いたほうが大家としても助かるといった利点もあるのです。他にも、抗菌消毒代や虫駆除代、ウォーターサーバーなどの付随サービスを利用するといった条件で、仲介手数料の減額分にあてているところもあります。

仲介手数料無料は、東京ではどのくらいお得になる?

先の説明で、仲介手数料を無料にしている大家が多いことは知ってもらえたのではないでしょうか?
東京の場合、仲介手数料無料の物件を買った場合、どのくらいお得になるかといったことを紹介しましょう。
売買の場合の仲介手数料は、速算法を用いると、売買価格(税抜き)×3%+60,000に別途消費税で計算できます。例えば売買価格が4600万円+消費税の新築住宅を購入する場合、仲介手数料は、以下の計算式になります。
(4600万円×0.03+6万)×1.08=1,555,200円が上限となります。
したがって4600万円の新築住宅を購入した場合およそ155万円のお得となります。日本の首都でもある東京で生活をする場合は、さまざまなものの物価が高くなっているものです。仲介手数料無料にすることで、生活の負担を少しでも減らすことができるでしょう。

まとめ

仲介手数料無料の物件もあるのですが、違法行為には当たりませんし、東京の場合なら、どれほど生活の助けになるのかを知っていただけたかと思われます。もしも、仲介手数料無料の物件を見つけたり紹介を受けたりした場合は、検討してみてください。