ベイエリアの不動産はこれから更なる人気に!?

  • 記事公開日:2018/03/02
  • 最終更新日:2021/09/01

東京のベイエリア付近に住んでいると聞くと、それだけでオシャレなイメージが膨らんでしまいます。いま、東京都内の不動産に関して人気が高まっている地域がベイエリアなのです。理由は色々挙げられますが、間もなく開催されるビッグイベントが関連しているようです。人気の理由からベイエリアの特徴まで、詳しく紹介していきましょう。

 

東京のベイエリアってどんなところ?

東京にあるベイエリアとは具体的にどんなところなのでしょうか。ベイエリアというくらいですから、湾岸に近いエリアということになります。最近人気が急上昇している湾岸地区とは、主に豊洲地区、有明地区、辰巳地区、東雲地区などの江東区にある地区のことを指しています。

まずは豊洲地区から紹介していきます。地方に住んでいる方でも豊洲という名前は聞き慣れていると思います。豊洲地区は2017年に都市計画が決定した地域で、いままさに大規模な街区計画が進められており、2021年には完成する予定だと言われています。もともと豊洲は都心へも近く、東京メトロ有楽町線で銀座や池袋などへ乗換なしで行くことができるなど交通の便も良好です。ホテルや大型ショッピングセンターがあったり、高層マンションも増えています。また、学校も近くにありますので家族連れで住むにも快適です。豊洲はビジネスの街としても展開している途中ですので、今よりさらに賑わった街になることでしょう。

次は有明地区についてです。有明地区は2020年の東京オリンピックの競技会場数が最も多い地区です。まだ空き地が目立ってはいますが、タワーマンションが数年前から増えてきています。南側には東京湾が広がり、北側には都心の夜景が臨めることから、大変眺めの良いマンションが多いことで人気があります。小学校と中学校も地区内にありますので、お子さんと一緒に過ごしやすい地域になっています。

あまり聞き慣れない辰巳地区ですが、こちらもタワーマンションの建設予定が決まっており、今後大きく発展していく地域であると言えます。豊洲駅の隣の駅ですので交通への利便性も高いのが特徴です。東雲地区についても同様で、タワーマンションに大型商業施設が隣接した建物があり、子供からお年寄りまで年齢を問わず住みやすい街として人気が出ています。ベイエリアの大きな特徴としては、最新のタワーマンションが多く、設備や環境が良く住みやすいという点が挙げられます。

 

オリンピック開催に向けて人気が高まっている

ベイエリアは、ひと昔前は倉庫街として栄えている地域でした。空き地も多く何となく寂しい雰囲気もありましたが、近年は何百世帯と戸数が多いタワーマンションが多く建ち並び、外へ出ずとも渡り廊下や通路を通ってスーパーへ行けたり、ショッピングモールやクリニックが入っている商業施設と繋がっているなど、暮らしていくには大変便利な設備が整っています。小さいお子さんがいる家族連れにも人気ですが、定年を迎えたお年寄り夫婦なども車がなくても用が足せることから引っ越してくる方が多いようです。
しかし、ベイエリアに人が集まってきている理由は利便性の高さだけではありません。それは、2020年に開催予定の東京オリンピックが大きく関わってきているのです。4年に一度のオリンピックですが、東京で開催されるのは1964年以降で、56年ぶりの開催となるのです。東京どころか日本中にそわそわと楽しみにしているビッグイベントではないでしょうか。そんな東京オリンピックの競技会場がベイエリアに集中していることはご存知でしょうか。ベイエリアにある不動産に人気が高まっている理由は東京オリンピックが開催されるからでもあるのです。
メインとなるスタジアムは新宿区内になりますが、選手村の建設予定地は晴海地区になっていますし、有明地区でも体操競技場やアリーナなどの競技会場が新しく建設される予定になっています。
やはり、生涯のうちで何度も経験できることではない東京でのオリンピックなので、出来るだけ身近で体感したいと思う方も多いのでしょう。そんな要望に合わせて利便性の良い大型のタワーマンションや商業施設がベイエリアには増えています。これからもっと価値が高まる地区になるでしょう。

 

購入するなら今!チャンスを見逃さないで

当然のことながら、東京オリンピックの時期が近付けば近付くほど、ベイエリアを中心にその不動産の価値は高まってくるでしょう。もともと東京都内は物価も物件も高いことで有名ですが、ベイエリアに関しては今後どんどん上昇する可能性があります。

実際に、東京23区内にあるマンションの価格上昇ランキングで、今まで圏外だった江東区がじわじわと上がってきてるのです。とは言っても、品川や六本木、目黒、赤坂、白金台などのある港区や、新宿や銀座などの常連の地域に比べれば、ベイエリアのある江東区はまだまだ安心できる価格です。ですが、今後ベイエリア地区の物件価格が上昇することは間違いありません。まだ大丈夫、と余裕だと思っているうちにみるみる価格が上がってしまうことは十分に想定できます。今年と来年では大きく変わってくるでしょうし、もしかしたら三カ月後ですら大きく上昇している可能性があります。購入するなら今がチャンスかもしれません。もとから不動産価格は高額です。さらに東京都内にある物件であれば尚更ですし、今後上昇することが確実な地域の物件であれば、タイミングを誤るだけで大きな損をする可能性は十分にあります。

迷っているうちに価格はどんどん上がってしまうかもしれません。後悔しないように速やかな判断と決断力が必要です。もしベイエリアでの物件購入を考えている方がいれば、まずはオリンピックを抜きにしても長く住めるような場所かどうか、自分の生活環境に合っているのかをよく考慮し、調査した上でなるべく早い時期に決断することをおすすめします。オリンピックがあることだけを優先し、ミーハー的な条件だけで決めてしまっては後で必ず後悔します。冷静に判断して決めましょう。

 

まとめ

数年前から都市開発が進められてきたベイエリア地区は、今までは隠れ物件のような掘り出しものも多く、値段の割には住めば都と快適であることから、お得感の高い物件が多いことで注目をされていました。そんなベイエリア地区でオリンピックが行われるとなれば、人気が出ないわけはありません。迷っている方は少しでも早めに行動に起こすことをおすすめします。