不動産の売買履歴を確認するには?

星の数ほど存在する不動産業者の中から、優良業者を選ぶのはとても困難です。せめて購入したいエリアの業者だけでも訪問できれば良いのですが、その方法では忙しい人はいつまでたっても契約までこぎ着けられません。

また、そのエリアが地元なら、口コミや評判も聞こえてきますが、知らない場所では無理ですし、信憑性に欠けます。もっと簡単で効率的に、事実に基づいた業者の営業実績を知る方法はないのでしょうか。

売買履歴は確認すべき?

大手企業と街の不動産屋が入り乱れる不動産業界は、まさに玉石混交で、良し悪しを判断するのはとても困難です。業績の良い大手企業でもエリアの支店は評判が良くなかったり、ホームページを持たない小さな業者がエリアでは大活躍していたり、見た目やインターネットの情報だけでは見えないことがたくさんあります。そんな中でも信頼できる情報として、売買履歴があります。

実際にその業者がどれくらいの販売実績を上げているか、ひと目でわかります。また行政処分の履歴も、一つの目安となりますので、併せて確認するのがお勧めです。処分を受けたから悪いわけではなく、処分後からどのように改善したかがポイントとなりますので、参考程度に閲覧してみましょう。

売買履歴を確認する方法とは

不動産業を営むには、宅地建物業の免許をの交付を受けなければなりません。大手企業なら国土交通省、同一都道府県内に事務所がある業者では都道府県知事が交付をするもので、すべての業者が事務所やインターネットサイト、広告に免許番号を必ず記載しています。「○○県知事(△)1234号」という表記で、○の部分に交付した都道府県が入り、△の部分に免許を何回更新したかが記載されます。

この番号をもとに、交付先の国土交通省や都道府県知事の事務所で、売買履歴を閲覧することができます。大手企業でない限り、一度、閲覧すれば、エリアの業者すべての販売実績を確認できます。閲覧できる曜日や時間帯などが決まっていますので、確認してから訪問しましょう。

不動産に関する情報収集は徹底すべし

大切な資産を運用するための重要なパートナー選びですから、調べ過ぎ、ということはありません。公開されている情報をすべて収集し、そこから比較検討することで、優良業者が見えてくるはずです。数社まで絞れたら、実際に訪問をして、自分の目で最後の情報収集をしてください。

取引きといっても人と人の間で行うことですから、相性もありますし、好き嫌いも重要な情報の一つです。契約が成立するまでは何度も訪問するので、どんなに優良な業者でも、訪問する度に嫌な気持ちになるような場合は、スムーズな取引きが難しくなってしまいます。「仲介してくれてありがとう」と心から言えるような、頼れる業者が見つかるまで、根気よく探していきましょう。

まとめ

公的機関が公開している情報は、正しく申告されているので安心ですし、逆に正しくない場合は法律違反となり、行政処分が下されます。とても有用な情報ですので、積極的に利用したいものです。併せて行政処分の情報も閲覧できるので、処分された業者を確認するだけでなく、どういう点が法律違反となり、どのような違反内容が多いかを見れば、契約を行う上で注意すべき点が見えてきます。信頼性の高い情報なので、自分なりの検討材料にしてみてください。