賃貸仲介業者の正しい選び方

  • 公開日:2020/05/29
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アパートやマンションなどを借りる際には、賃貸仲介業者である不動産会社のお世話になる必要がありますが、利用する会社によって要望以上の物件が見つかることもあれば、その反対に、納得できないまま賃貸契約を結ぶことになるケースもあります。

実際に賃貸仲介業者を利用した経験がある方ならすでにお気づきかもしれませんが、不動産屋の中には親身になって物件探しをしてくれるところもあれば、適当な接客をして、希望していない物件を無理押ししてくるような会社もあります。

ここではお部屋探しで失敗しないように、正しい不動産会社の選び方を紹介しているので、これから引越しを控えている方は、じっくり読んでベストなお部屋選びの参考にしてください。

良い不動産会社の特徴

お部屋探しをするのに、今の時代はわざわざ不動産会社に足を運ばなくても、インターネットを利用すれば、自分が希望する賃貸物件情報を簡単に調べることができます。

しかし、良さそうな物件を見つけて、最終的に賃貸契約を交わすときには、賃貸仲介業者に契約内容や条件面などを詳しく確認して、内見のお手伝いをしてもらう必要があり、不動産会社はお部屋探しに欠かせない存在となっています。

また、ネット上の不動産情報サイトには掲載されていない賃貸物件も、直接不動産会社に出向くことで見つけることができます。そのため、会社によって取り扱いしている物件も異なるため、ベストな物件を見つけるためには、1社だけではなくできるだけ多くの会社を回るといいでしょう。

これから紹介する4つのポイントに抑えておけば、見た目だけでも信頼できる良い不動産会社を見分けることができます。

店内外がキレイに掃除・整理整頓されている

客商売で個人情報を取り扱いしている不動産会社は、外から見ただけで清潔感に溢れていて、もちろん店内の清掃も行き届いていなければいけません。他のお客様の契約書種類などが、机の上などの目に着く場所に乱雑に置かれているような会社は論外で、信用できません。

大きな看板を平気で路上に出しているような会社にも注意が必要で、看板は通行の邪魔になるだけではなく、敷地内にしか出してはいけないという法律があるため、法を犯してまで大きな看板で客引きをしようとするような不動産会社も信用できません。

キャッチコピーが適切な会社は信用できる

不動産会社の看板や窓ガラスには、「取扱物件数№1!」や「どこよりも多くのお部屋を紹介!」などキャッチコピーを目にしますが、今の時代ほとんどの不動産会社は同じデータベースによって物件を共有していることから、特別一つの会社だけが他社よりも多くの物件を抱えているということはありません。そのため、自分が一番のようなキャッチコピーを使用している会社は信用できません。

加えて、「厳選」や「格安」など、他にも大げさな言葉を使って広告を出すことは、そもそもこの業界では法律違反となっているので、そのような会社はスルーした方がいいでしょう。

いつもお客さんがたくさんいる

たまたまお客さんがいないときもありますが、良い不動産会社はいつも多くのお客さんで賑わっています。新しい会社でも、不動産会社の情報はネットですぐに評判になります。

スタッフの身だしなみが整っていて言葉遣いも丁寧

不動産会社に限らず、接客業で信頼できる会社というのは、社員教育が行き届いていて、接客の基本である服装や言葉遣いには徹底しています。

新人社員の場合は多少ぎこちないかもしれませんが、社員同士の会話や電話の応対なども確認してみると、良い会社かどうかは容易に判断できます。

信頼できる営業マンの見極め方

良い不動産会社を見つけても、結局接客は人が行うことになるため、特に多くのスタッフがいるような会社の場合は、担当してもらう営業マンの質によって状況が大幅に変わってきます。

身だしなみが清潔で言葉遣いが丁寧であることは基本ですが、今回は信用できる営業マンの見極め方を紹介します。

要望をきちんと聞いて自分のペースに合わせてくれる

電話の問い合わせ時点で、ろくにお客さんの話も聞かないで、「来店していただければ、最高のお部屋をご案内します!」などと調子の良いことを言う営業マンは信用できません。

お客さんのことは二の次で、自分に課されたノルマだけをクリアしようと必死になっている不動産会社の営業マンは多く、そのような人に限って能力がなく、無理やり契約を急がせてきます。

時間をかけて、まずはお客さんの話にしっかり耳を傾けて、物件で暮らすすべての家族の要望をしっかり確認してくれるような営業マンは信頼できますし、仕事もできます。

物件の悪いところも教えてくれる

新築の駅前の高級マンションであれば欠点はないかもしれませんが、中古ともなればパーフェクトな物件はほとんどありません。信頼できる営業マンは、良いところばかりではなく、気に入った物件のマイナス面もきちんと教えてくれます。

自分が気になっている部分を質問したときに、適当なことばかり言って誤魔化そうとする営業マンは信用しない方が良く、中には事故物件を隠して契約させようとする人もいます。

予算に合った部屋を紹介してくれる

賃貸物件を探すときに、一番のポイントでありネックになるのが家賃です。賃貸契約を交わす際には、その他にも「敷金」「礼金」「仲介手数料」「保証料」「鍵の交換費用」など、様々な初期費用が必要になります。

ノルマのことが気になって、売上を優先する営業マンは、何とか少しでも高い部屋を契約さようと自分のことしか考えていませんが、信頼できる営業マンというのは、お客さんのことを第一に考えてくれて、予算に合わせてできるだけ負担にならない物件を紹介してくれようと尽力してくれます。

大手と地元業者のどちらがいい?

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不動産会社には、テレビCMなどでも有名な大手と、地域に根付いてひっそりと営業している地元業者の2つの種類があります。

ここでは、大手と地元業者のメリットとデメリットを紹介しているので、条件などから自分に合った会社を選んで利用してください。

大手不動産会社のメリット

大手不動産会社は全国展開していることから、取り扱いしている物件数が多く、サービスが充実しているメリットがあります。

支払い面でも、多額な初期費用をカード分割払いができ、営業担当、契約担当など役割分担がきちんとなされているため、契約までがスムーズに進むメリットもあります。

キャッシュバックキャンペーンや、フリーレントキャンペーンなどを行っているのも、ほとんどが大手不動産会社です。

大手不動産会社のデメリット

大手不動産会社は、地域密着型の業者と比べると、融通が利きにくいデメリットがあります。お店にいるのは経営者ではなく、ほとんどが雇われている従業員なので、値下げ交渉などにも自分の判断では対応できずに、いちいち上司の確認が必要になります。

役割分担はしっかりなされていますが、新人社員など作業に慣れていないスタッフも多く、大手ゆえに店内が混み合っている場合は、かなりの時間待たされるのも良くあることです。

地元業者のメリット

地域密着型の地元業者は、とにかくエリアに詳しいことが最大のメリットで、経営者が直接対応する機会も多いことから、融通が利きやすく、交渉事が成立する確率も高くなっています。

取扱物件数は大手には劣っていても、地域に限定した掘り出し物に巡り合える可能性は高いです。

地元業者のデメリット

値引き交渉などは成立させやすいですが、お得なキャンペーンなどはほとんどなく、エリアから少しでも外れると、優良物件を案内してもらえる確率は一気に低下してしまいます。

大企業ではないため、社員教育も徹底されていなく、接客面では大手より劣る会社が多くみられます。

まとめ

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賃貸仲介業者である不動産会社にも、お客様第一で親身になって物件探しを手伝ってくれるところもあれば、かなり失礼な接客をして、挙句の果てに希望していない物件を無理やり契約させようとしてくれるような営業マンもいるのが現実です。

お部屋探しで失敗しないためには、良い不動産会社やそこで働く営業マンの特徴や、大手や地元不動産業者のメリットとデメリットを事前にしっかり把握しましょう。

その上で、1社ではなくできるだけ多くの不動産会社から賃貸物件の情報を集めることにより、自分に最適なお部屋を見つけることが可能になります。