高級な部屋を見極めるポイントは?

  • 公開日:2020/05/21
  • 最終更新日:2020/05/18
高給部屋見極め1

東京には、外観もさることながら、ゴージャスな居住空間や充実した設備を備えた高級賃貸物件が数多く存在します。そのため、はじめて家賃もスバ抜けて高額な高級な部屋を借りる場合は、どのような物件を選べばいいか困惑する方も数多くおられるようです。

高級な部屋を借りるときには、家賃が高い分、敷金や礼金や不動産会社に支払う仲介手数料などの初期費用の合計もかなりの金額となり、一般庶民では想像できないほどのお金が必要となります。

それに、賃貸契約をする場合は、契約期間も定められることがほとんどなので、気に入らないからといってすぐに別の物件に引っ越しできるわけではありません。ここでは高級賃貸物件選びに失敗しないためのポイントを紹介しています。

高級賃貸物件の選び方

東京で高級な部屋を借りるとなると、家賃は最低でも数十万円以上となり、百万円を超える部屋もたくさんあります。

一般的に賃貸契約する際には、家賃の5~6ヶ月分の初期費用が必要になると言われていて、例えば家賃が100万円の部屋を借りる場合は、契約時に500~600万円程度の資金が必要となり、家賃の他にも毎月管理費や共益費や車を所有していれば駐車料金などもかかるため、今後毎年1200万円を超えるお金を支払い続けなければいけません。

お金には十分な余裕がある方でも、通常賃貸契約を交わすと2~3年は契約解除ができませんので、借りた後にいろいろ気に食わないことが起きたとしても、容易に別の部屋に引っ越しすることはできません。そのため、高級賃貸物件選びは特に慎重にならなければいけません。

立地条件を確認しよう

高級賃貸と聞くと、都心に建ち並ぶタワーマンションを想像する方も多いと思います。タワーマンションでなくても、家賃がスバ抜けて高額な高級賃貸物件は、駅前などの都心の一等地に建設されていることが多く、電車の利用はもちろん、駅前には総合商業施設や商店街などの充実したショッピング施設や、銀行や病院や役所などの公共施設があることも多いため、利便性に優れています。

ただし、高級な部屋を求める方の大半は車を所有されていて、本当のお金持ちというのは人込みを嫌い静かな環境を好むケースも多く、高層マンションではなく、住宅街にある中低層マンションを求める方もたくさんおられるようです。

駅前なら良いと安易に考えないことが、高級賃貸物件選びの重要なポイントですので、利便性も考えながら、自分が本当に望む立地に建てられた物件を選択しましょう。

セキュリティ対策は高級賃貸物件の大切なポイント

たくさんの人が住んでいるマンションであれば、防犯カメラやオートロックなど、ある程度のセキュリティ対策がとられていますが、お金持ちがたくさん住んでいる高級賃貸マンションでは、セキュリティ性能にも最上級が求められます。

安心して日々暮らすためには、入居者を装った不審者を簡単に侵入させることは許されないことで、二重、三重のセキュリティ対策がとられてなければいけません。

例えば、高性能防犯カメラを設置して、不審な人物が感知されればすぐに警備員が駆けつけるシステムが導入されていたり、コンシェルジュが常駐していて、必ず建物の中に入る人をチェックする体制がとられているマンションもあります。

タワーマンションなどでは、住人でなければエレベーターを使えないように、専用のセンサーを所有させていることも多いですが、それを入口、エレベーター、各階の入口などに設けて、セキュリティ性を高めているマンションも、高級物件にはたくさん見られます。

外観や内装にもこだわりが満載

高級賃貸物件は、内外装にもかなりのこだわりがなされているものが多く、外装には特殊なデザインや高級外装材が採用されていたり、エントランスの床や壁には、超高級な大理石などが使われているケースも多く見られます。

何よりも、高級賃貸物件に住む場合は、満足できる住空間が備わっていなくてはいけなくて、こちらもデザイン性の高さはもちろん、間取りのとり方も特殊で個性的な場合が多く、床材や壁材にも超高級な資材を使用するなどのこだわりがなされていて、キッチンやトイレやバスなどの設備面でも、最高級グレードが使用されているかを見極めた方がいいでしょう。

自分自身で良く分からない場合は、専門家や建物に詳しい方に診てもらって、家賃に見合う建物、部屋であるかを確認した上で契約を交わしましょう。

高級賃貸物件の入居審査のポイント

部屋を借りるときには入居審査が必要になり、まとまった家賃を先に支払うなど、物件によっては審査不要なケースもありますが、高級賃貸物件ともなれば、ほぼ100%に近い確率で入居審査が行われ、その内容も一般の物件に比べると相当厳しいものとなります。

当然、高額な家賃や初期費用を、余裕をもって支払うことができる財力も重要な審査ポイントですが、それよりも大切なことは、確実に契約内容を遵守できるかということと、同じ建物に住む他の住人に迷惑や危害を加えない人物であると、オーナーや管理会社に理解させる必要があります。

まずは一般的な入居条件を満たすことが大事

家賃の目安は収入の3分の1に抑えるべきと言われており、単純にそこに当てはめてみると、100万円の部屋を借りる場合、月収は300万円なければいけません。

もちろん、その目安は一般庶民の収入から算出されたもので、高収入の方でも普通に生活していれば、家賃を抜かした生活費は20~30万円程度あれば十分に足りるわけで、その原理からいくと、月収が200万円で家賃に100万円かけても、税金分などを差し引いてもまだ手元に数十万円のお金が残るので、審査にパスできる可能性は十分にあります。

このように、一般庶民が部屋を借りる審査基準と高所所得者が高級賃貸物件を借りる場合の審査基準は異なるわけですが、要は高額な毎月の家賃を継続して支払い続けることができるかが、審査における最も重要な点となります。

契約するときにどんなに多くの貯えがあっても、倒産や自己破産リスクを抱えた個人事業者は、審査で落とされる確率が高く、安定した職業に就いている高所得者の方が、審査にパスしやすくなっています。

相当な収入があって、安定した職業に一定以上就いていれば、長期的な支払い能力があるとみなされます。

お金をもっている以上にトラブルを起こさないことが重視される

実は、十分な支払い能力があることは、高級賃貸物件を借りる際にはあくまでも最低条件でしかありません。それよりも、住人同士の揉め事や、部屋を傷つけるなどのトラブルを起こさない人間であることが重要視されます。

高級な部屋ほど、ダメージを与えられたときの修繕費には多額な費用がかかってしまいます。特殊な資材が使用されていれば、費用だけではなく、修繕にも長い時間がかかってしまいます。

それよりも大切なことは、他の住人に嫌な想いをさせたり危害を加えることで、そのようなことが起きたと一度でも噂が広まると、資産価値にかなりのダメージを与えられてしまうことになり、オーナーからすれば、それだけは絶対に避けたいと考えます。

まとめ

高級な部屋を賃貸する際には、通常百万円単位の初期費用がかかりますし、契約期間があることから、いくらお金に余裕があっても、気に入らないからといってすぐに引っ越しするわけにはいきません。

高級賃貸物件選びで失敗しないためには、立地やセキュリティ性能以外にも、本当に自分が満足できる住空間が整っているかどうかをしっかり確認しなければいけませんし、どんなにお金があっても、入居審査にパスできなければそこに住むことはできませんので、審査のポイントを事前にきちんと把握して、必要であればしっかり対策を行うことが必要となります。